12月、今年も残すところ1ヶ月を切りましたね。皆さまにとって2022年はどのような年でしたか?
さて、弊社、株式会社Tenmaruは、12月10日を持ちまして3年目を迎えることとなりました。
我々はたくさんの役割を果たしています。私の場合ですと、会社経営者、妻、母などです。これらすべてが「キャリア」となり私が形成されております。
弊社の理念や事業内容については今までもお伝えしておりますが、今回は私、Tenmaruの代表:諸戸だけではない、私、諸戸歩の、この時点での「ワタシの役割」についてお話ししたいと思います。
「Tenmaru」はすべてのテーマ
過去にも何度もお伝えしているのですが、弊社「Tenmaru」は、個人を集めて組織に—「個人=点が集まって、素敵な組織=丸になる」、そんな組織作りのお手伝いをしたいとの願いを込めた社名です。
この「個人=点が集まって、素敵な組織=丸になる」という願いは、会社経営を超えた、私自身のミッションなのかもしれない、との思いを最近は強く持っております。
組織の潤滑油的な役割や、組織作りのお手伝いは、大変やりがいのあるお仕事であり、私の天職だと確信しております。
おかげさまで創業以来、お任せいただく企業さまも増え、納得できる結果を出すことができています。「個人=点が集まって、素敵な組織=丸になる」というTenmaruの仕事を信頼し、ご依頼いただいた企業さまには感謝しかありません。
そして、この「組織づくり」というのは何も仕事に限らず、「個人=点が集まって、素敵な組織=丸になる」という考え方は、人生すべてにおいて通じるものなのでは、と考え始めております。
個人戦からチームワークへ
Tenmaruは、おかげさまで、地道にコツコツではありますが順調に成長を続けさせていただいております。個人事業主のような形で始まった1期、一緒に働いてくれる仲間が増えた2期、そして、その仲間と共に成長できる3期を目指して今、走り始めました。
代表の私ががむしゃらに突っ走る形から、チームワークへ、といったイメージでしょうか。
そして、この成長は、プライベートな人生でもまた同じような経緯を辿っているのです。
キャリアというのは何も仕事に限って構築されるものではありません。
人として、女性として、そして妻として母として、Tenmaru代表の私を構成する、ありとあらゆる要素、すべてが私の「キャリア」となっております。
私の持つ他の役割においても、この、「個人戦からチームワークへ」という環境の変化を感じる、そんな2年間だったように思うのです。
「役割」の中での変化と成長
今現在、私は会社の代表を務めると共に、小学1年生男児と年少女児の母でもあります。
仕事を持つ母親なら誰しも一度は考えることですが、私もまた、会社を立ち上げる際に、子どもにかける時間が減ってしまうのではないか、寂しい思いをさせるのではないか、といったことを考えました。
子どもが今より小さい頃は、時間のやりくりに苦労していました。それこそ皆が寝静まった夜中に企画書を書くこともあります。しかし、子どもの成長と共に、親の負担は徐々に少なくなってきたように思います。
そして、最近では子どもたちに、私から「お願い」することも多くなってきました。「お母さんはまだ少し仕事が残っているから、2人で寝てちょうだい」と言えば、子どもたちはちゃんと頑張ってくれるのですね。
仕事のうえでもチームワークがより重要になってきましたし、また家庭でも、「チームワーク」ができてきたように思うのです。
親が仕事を持っていることを子どもなりに理解し、チームとして家庭を助けてくれるなかで、子どもたちの自立心も芽生えてきたように思います。
もちろん寂しい思いをしていることもあるかもしれません。しかし、彼らなりに子どもたちだけで何とかしようと考えてくれています。
「ふたりだけで寝るけど、お仕事が終わったらふたりの隣に来て寝てね。」なんて、健気なことを言ってくれるのです。そして2人で寝室に向かいます。我が子ながら、偉いなあ(笑)と思いますし、その寝顔を見ていると何とも言えない愛おしさで胸がいっぱいになります。
そんなこんなで、なんとか日々の生活を回している我が家ですが、こんなことを話すと、家庭と仕事を効率よく回しててすごいね!みたいに言ってくださる方もたまにいらっしゃいます。
しかし、全然!そんなことはなく、バタバタと何とかその日を乗り切る毎日。余裕を持って効率よく!なんて正直、無理!です!(笑)
そして頭の中をリセットするために、夜中にボーっと韓流ドラマを観たりもしています(笑)寝る前の時間は私にとって一人になれる大切な時間で、シンデレラタイムとは無縁。そんなダラけた私もまた、私なのです。
家庭も仕事もチーム戦!
このように、仕事でもチーム戦、家庭でも家族が「チーム」となって毎日を過ごしているのですが、チームを組めたのも、ひとえに「ご縁」だなあと感じるのです。
この人とチームを組もう!と決めたわけではないのに、気がつくと居心地の良い仲間が周囲に集まってきておりました。
困ったことがあったら自然と頼ることができ、助けてくださる、そして私からも力になりたいと心から思う、そんな大切な仲間が集まってくれた2期目でした。
そして、それは家庭でも同じく、一丸となって「チーム」で頑張ることのできた年だったなと思うのです。
しかも、家庭を支えてくれるのは家族だけではありません。どうしても子どものお迎えができない時や夜の会合の時など理解して協力してくれる主人はもちろんですが、快くお手伝いを申し出てくれた素晴らしいママ友達も、我が家の「チーム」の一員のように感じておりますし、心の底から感謝しています。
思い返すと、最初の頃は「やらなくちゃ!」の気持ちも強く、ひとりで抱えていたように思います。仕事をし、子どもを育てるのは自分の選択、全部やらなくてはならない…と、知らず知らずのうちに自分を追い込んでいたのです。
しかし、ここ数年は人に頼ることができるようになってきました。困った時は頼ってもいいんだ、時には甘えたっていい、その代わり、この恩は誰かに還していこう。ご恩がご恩を生んで、たくさんの仲間と助け合えるようになれれば最高ですよね。
ご恩がご恩を呼んでくる
仕事も家庭もそうですが、助けていただくと、もちろん感謝の気持ちも持ちますが、同時にその方の魅力を再発見することも多くありました。また、その素晴らしい魅力を持つ仲間と、一緒になにかしたい!との思いも強くなっていったのです。
私ができることはなんだろう、一緒になにかができないだろうか。一緒に何かをすることで、ご恩を還すことはできないだろうか。
この気持ちはそのまま、3期目の目標になっております。
みんなと、何ができて、何を還せるのか—とてもワクワクします。
取り組みたいグローバル教育
たくさんの仲間の強みを生かして一緒にチームを作って、結果を出したい。子育てしながら仕事をしているママさん達にも、もっと羽ばたいてもらいたい。母である私自身の課題として、子ども達が生きる社会はどのようになっているのか、そしてこの子達になにを与えてあげられるのか。
これらを発展させるために、どんな働きかけが必要なのかを考えた時、今、もっとも関心があるのがグローバル教育です。
日本はとてもいい国です。しかし、日本だけではなく、世界で活躍できるという選択肢があることを知って欲しいし、誰でもチャレンジできると感じて欲しいのです。
日本はとてもいい国だ、と書きましたが、日本のいい所は、なにも私が居住している東京だけの話ではありません。
リモートワークも一般的になりつつある現代、地方だろうが大都市だろうが、同じパフォーマンスを発揮できる環境があります。
にも関わらず、教育面、就労面において、未だに地域格差があるように感じている方も多いのではないでしょうか。
誰だって羽ばたける、生まれた国も、場所も関係なく、やりたいことにチャレンジできるようなグローバルな学びを広めたいのです。特に、日本の未来を担う子どもたちにこそ、多くの情報と、学びの機会を得て欲しいと思うのです。
将来、どのような仕事をしたいのか、職業選択を多く持つための情報と、その仕事に就くために、どのようなスキルが必要なのか、これらを地域に限定されない形で子供たちに教えていけるような仕組みができないか、と模索しております。
インターネットの普及で、世界中どこにいても多くの情報を得られるこの時代でも、「情報感度」に関しては、やはり地域格差があるように感じます。
そんな日本全国の子ども達にこそ、「情報の取得方法」や、「情報の精査力」を身につけ、それらを将来に生かして欲しいのです。
このように考えるきっかけは、「羽ばたけ、私!プロジェクト」と通じた出逢いが大きかったように思います。
海外で活躍する人達の情報に触れるにつけ、今後はますますグローバルに活躍できる知識や環境が必要になってくるのではないかと感じております。
「羽ばたけ、私!プロジェクト」は私のライフワークとして取り組んでいるプロジェクトですが、出会った素敵な仲間とともに、今後はより広く、日本各地さまざまな地域まで学びを広げていければと考えております。
そして何より、強い思いの原動力は、私自身の子どもたちの存在です。仕事だけではない、母としての私の「キャリア」があってこそ、このような思いを持つようになった…やはり「キャリア」とは、人生での経験、すべてが生きてくるのだな、と実感いたします。
3期目もワクドキを大切に
最後まで読み進めていただき、本当にありがとうございます。
今回は私、諸戸自身の役割と取り組みたいこと、3期目の抱負を語りました。
仕事と人生の目標は密接に影響しあい、そのすべてが私、諸戸の役割であり、3期目が目指すところであり、ひいてはTenmaruのビジョンになっていくのだなと改めて感じます。
さて、私は来年、この時期にどのような記事を書いているのでしょうか。ここから1年、引き続き発信いたしますので、どうぞよろしくお願いいたします!