Tenmaru流「2025年卒新入社員研修」のご紹介

2025年卒内定者・新入社員研修プログラム

下半期も始まったばかりではありますが、すでに2025年度を迎える準備が進みつつあるのではないでしょうか。

多くの企業さまでまさに本日10月1日、2025年新卒内定式が行われております。

来年のことを言うと鬼が笑うなどと申しますが、新卒採用に関しては年々前倒しになり、その限りではありません。

そして、新卒採用では「育成」を考えなければなりません。

その育成の第一歩と言えるのが、新入社員研修。
今回は、弊社の2025年卒の新卒者向け新入社員研修についてご紹介いたします。

目次

採用と育成はセットで考えましょう!

オレンジ色のホーン

新卒社員は、入社したその時点において戦力になることはありません。企業としては、何も知らない状態から成長し、活躍する人材となって欲しいからこそ、新卒さんを採用したはずです。

育成ありきで新卒採用を考えていくのはむしろ当然と言えるでしょう。

では、肝心の育成プランはどのようにお考えでしょうか。ここに関しては、各企業、業種によっても状況が違います。

業種、職種によっても育成プランは異なります。
しかし、それでも若手社員に共通して身につけなければならない能力があることはご存知でしょうか。

3つの能力と12の能力要素ー社会人基礎力とは?

社会人基礎力
出典:経済産業省/社会人基礎力「人生100年時代の社会人基礎力」

社会人基礎力とは「前に踏み出す力」/「考え抜く力」/「チームで働く力」
の3つの能力と、それを構成する12の能力要素から構成されており、
「職場や地域社会で多様な人々と仕事をしていくために必要な基礎的な力」として、経済産業省が2006年に提唱したものです。

仕事をするが身につけなければならない、まさに基本的な能力。

業種、職種を問わず、すべての新入社員にも当然必要な「社会人基礎力」。育成する企業も、そして新入社員本人も、ぜひ意識していただきたいと思います。

それでは、以上を踏まえて、新入社員研修の内容をご紹介いたします。

1日目/社会人の基本 導入編~ビジネスマナー研修

表題の通り、社会人の基本とも言える挨拶、身だしなみ、言葉遣いや名刺交換など、一般的に「新入社員研修」と言われて思い浮かぶイメージ通りの研修です。

4月1日の研修

こちらは2024年卒に引き続き、実地会場にて開催いたします。
コロナ禍においてリモート勤務も普及するなか、オンラインの利便性は広く知られるようになり、アフターコロナの現在にいたるまで有効活用されております。

オンラインの良さも、リアルでならではの体験も、いずれも選択できるよい時代となったわけですね。
弊社の25年度新入社員研修は、1日目はリアル開催、その後の3日間はお客様からの要望でオンライン、リアルいずれか選択できるようになっておりますので、どうぞご活用ください。

挨拶や社会人としての心構えなど、どこの研修でも取り入れられておりますが、実はこの研修、「スキルをインプットする」以上の意味があるのをご存知でしょうか。

名刺交換は、別に難しいことではありません。それこそ日々の業務内で教えることも十分に可能でしょう。

しかし、新入社員は「知らない」ことに不安を感じています。

「知らない」ことに不安を感じるのであれば、事前に教えてあげればよいだけなのです。

配属されてから覚えよう、ではなく、事前に知ることで安心感を持ってもらい、自信を持って社会人の第一歩を踏み出して欲しいものです。

一日目の研修内容には、時間を守る重要性、公私のけじめについてなど、「社会人としてのマインドセット」の内容も含まれております。

知ることができた安心感とマインドセット、まさに「新社会人」としてのスタートにふさわしいプログラムになっております。

2日目/社会人の基本 基礎編~ビジネスマナー研修

2日目は、ビジネスマナー研修として、正しい言葉の使い方、電話の掛け方などを学びます。電話の掛けかた!と聞いて驚く方、必要あるの?と疑問に感じる方がいるかもしれません。しかし、現代の若者は、実は「電話」に苦手意識を持っている場合が非常に多いのはご存知でしょうか。

4月2日の研修

Z世代からは「固定電話に出るのが怖い」という話がよく聞かれます。

Z世代は、生まれながらにしてネット環境が充実していたデジタルネイティブ世代です。
SNSやDMなどのインターネットコミュニケーションに明るい一方で、直接電話で話をする機会はほとんどありません。相手の都合で一方的にかかってきて、さらに出るまで誰かわからないのが怖いのだと言います。

確かに今の時代、直接電話をすることは少なくなりました。しかし、我々のようなZ世代以前の人間は、固定電話が当たり前の時代を体験しています。

単に「経験値がない」ことだけが問題なのですそのため、「電話の掛け方」など、一見すると不必要に見えるこの研修が生きてきます。体験が少ないのであれば、体験すればよいのです。電話恐怖を払拭し、安心して業務に就くことができるでしょう。

その他、社会人の基本としては、報・連・相とコミュニケーション、意思決定プロセスなどを学びます。
会社というのは「人と仕事をする」場所です。集団でコミュニケーションを取り、意思決定をしながら物事は進んでいきます。これも当たり前と言えば当たり前のことですが、何となく覚えるのではなく意識的にインプットしていきます。

3日目/社会人の基本 実践編~問題対応力研修

ここからは社会人として身につける基本的なスキルをインプットしていきます。

4月3日の研修

会社における「仕事」とは何でしょうか。

それは「集団で何かを成し遂げる」ことにほかなりません。それぞれが持っている情報、能力、判断を駆使して、集団で問題解決を図ることこそ、具体的な仕事の本質です。

与えられた立場、職責でどのように行動するのか、「集団における意思決定」において自分がどのような役割を担い、どう立ち振る舞うのかということを実践的に学んでいきます。

「インバスケット演習」は、架空の人物に成り代わり、実際に案件処理を体験していく研修です。直接業務に関わる重要かつ基礎的なスキルを養っていきましょう。

4日目/ビジネスマナー応用Ⅰ~ストレスマネジメント研修

ストレスとの付き合い方は働くすべての人が身につけるべきスキルです。特に初めて社会に出る新入社員は、環境の大きな変化もあり、大きなストレスを感じることとなります。

4月4日の研修1

新入社員を迎えるにあたり、一番避けなければいけない事態は、早期離職です。仕事はストレスがあって当たり前です。自分がどのような状況でストレスを感じやすいのか、自身のストレス特性を理解し、どうしてストレスを感じるのか、その「感じ方」を理解することで、考え方、受け止め方を変えてストレスと上手に付き合っていくスキルを身につけましょう。

4日目/ビジネスマナー応用II:対人スキル向上研修

いよいよ最終回です。対人スキルを向上させていきましょう。

4月4日の研修2

気の合う仲間とだけ過ごすことのできた学生時代とは異なり、ビジネスの場ではたとえ馬が合わない人でも組織の一員として、一緒に仕事を進めなければなりません。

別に友達にならなくてもよいのです。仕事に必要なやり取りができる適切な対人関係を結ぶことは、社会人の基本とも言えるのではないでしょうか。

「ソーシャルスタイル理論」は、簡易ながらも的確に人のタイプを分類できるタイプ分類法です。

人にはタイプがあります。理詰めで考える人、パッションを重視する人と誰でもその人の「タイプ」があります。相手の、そして自分自身のタイプを見きわめ把握し、適切なコミュニケーションを選択し、仕事をより円滑に進められるようにしましょう。

いかがでしょうか。いわゆる「新入社員研修」と言っても、ビジネスマナーだけではない、仕事を始めるうえでの「基本のき」はこれだけあるのです。確かに必要な研修内容だとお感じになったのではないでしょうか。

その他にも「内定者フォロー研修」「入社半年後フォローアップ研修」「2年目に向けた行動指針策定研修」など、新入社員をより大きく成長させるさまざまな研修をご用意しています。

育成はもはや企業の義務と言っても過言ではありません。適切な時期にその時必要なスキルをインプットし、新入社員を若手実力派社員に成長させていきましょう!

ご案内資料はこちらからもダウンロードください。

目次