暑い毎日が続いておりますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか?
今年の東京はますます暑くなりそうですね。
さて、タイトルの通り、突然ですが私、諸戸はこの夏、カナダに行ってまいります。
といってもいわゆる観光旅行でナイアガラ見に行くぞ、というものではありません。私はほんの少しですが、「カナダで生活」をしに行くつもりでいるのです。今回は諸戸がなぜ、カナダに行くのか、そしてカナダで何をしたいのか、その理由などをお伝えしようと思います。
カナダ行き、その概要
まずはカナダ渡航の概要からお伝えいたします。
時期は、7月下旬から8月下旬まで、約1ヶ月ほど。
滞在地はカナダのモントリオール、現地在住のお友達が所有するレントルームにて、小2の息子、年中の娘とともに過ごす予定でおります。
息子と娘は、現地のサマースクールに通います。
私は、カナダに滞在しながらも、日本と同じくお仕事を続けていきます。
では、なぜ、今、諸戸が、カナダに行くのか、その経緯と理由とは。
出会いはClubhouse
私がライフワークとして取り組んでいる「羽ばたけ、私!プロジェクト」。
こちらは紹介いたしました通り、最初はカナダにいる大切な友人とのClubhouseでの交流がきっかけて発足したプロジェクトです。
過去エントリの中でも語っておりますが、コロナ禍をきっかけとしてリモートワークが進み、世界は意外と近いのだなという実感を持ち、できればたくさんの女性に羽ばたいて欲しいとの気持ちで始めたプロジェクトですが、誰よりも「羽ばたきたい!」と感じたのは、実は私でした。
世界中、どこにいたって仕事はできるし、何にだって挑戦できる!そのように書いておりましたが、では果たしてそれは本当にそうなのでしょうか?
「海外」の「今」と、「これからの私」
カナダの友人を始めとするClubhouseに集まってきた方々から聞く話は、実体験に基づく具体的、かつ、海外で活躍する人の「今」を教えてくれるものでした。
それぞれの国のビジネス事情から就労や生活での苦労、国ごとの子育て支援や教育など…
それまでの私はいわゆる日系企業での勤務経験しかありませんでした。
そしてそのことにさしたる疑問も持っておらず、このまま日本で働き続けるのだろうと漠然と感じておりました。
海外に拠点を置く方や外資系企業で働く人から、具体的なビジネスやライフスタイルについて話を聞く機会が少なかったのも理由かもしれませんが、それまでの私にとって「海外」に関する興味とは、国そのものの歴史だったり、お国柄や観光に関することに留まっていたのです。
しかし、Clubhouseで話を聞いていると、自分は海外でのビジネスについて知ろうとしてこなかった、海外事情を「自分事」として考えることもなかった、ということに気づかされました。
そして、話を聞けば聞くほど、海外でのビジネスについて興味を持つようになり、海外のマーケット事情や海外でのキャリアについて調べ始めたのです。
渡加の一番の理由は、この「海外のマーケット事情やビジネスの動向について、まずは調べて体験してみたい」ということになるでしょうか。
ライフワークとしての「グローバル教育」
私がカナダに行く理由は、カナダに住み、ビジネスを展開している人がどのように暮らし、どんな体験をしているのかを自分も体感してみたい、仮に、海外での事業展開をするならば、どのように進めていけばいいのか、それらをリサーチしたい。そのために、まずは少しだけ住んでみて、探りたい、ということです。
そして、もうひとつ、大切な理由があります。私が以前から考えている新規事業について、です。
私の大きな目標のひとつとして「グローバル教育」があります。
子どもたちの未来のため、そして今後の日本のためにも、グローバル教育やインターナショナル教育をより推進したい、その一助となりたいと願っております。
構想段階のものはあっても、まだ具体的になっていないものもあり、そのための第一歩!として、ご縁のあったカナダの状況をこの目で確かめてみたいのです。
そして、私の子どもたちのこと。
もちろんこの子達にも、たくさんの教育の機会を与えてあげたいと考えております。それはグローバル教育に限らずですが、選択肢を広げてあげたい、というのは子を思う親の願いなのではないでしょうか。
日本の教育はある一定の期間まではとても優れていて、学力レベルも高く、調和と協調性を大切にしていて素晴らしい、と海外に住んでいる方々や海外の大学を卒業した方からも聞くこともあります。
しかし、日本「だけ」の教育に留まることに、私は少々の不安も感じております。日本の教育は素晴らしいのかもしれない。けど、できればもっと広い世界のことを知って欲しい、異国での学びも経験させたい。
子ども達の将来はどのようになるかまだわかりませんが、いわば「前哨戦」として、お試し短期留学⁉をさせる、というのも渡加の理由のひとつです。
ではなぜカナダなのかというと、カナダの教育に興味を持ったのも理由ですが、「モントリオール」という土地にも魅力を感じたからです。
モントリオールの公用語はフランス語、モントリオールはカナダの中でも英語、フランス語両方を話す人が非常に多く、バイリンガルな都市のひとつと言われているそうです。(他にも、この国やこの都市がおススメ!というのがあればぜひご教示ください!)
言語は基礎的なコミュニケーションツールです。世界に羽ばたくには必須のスキルと言っても過言ではありません。
多言語を話すのが当たり前となっているモントリオールという土地と、そこでの教育はどのようなものなのか、しっかりと体験してまいります。
そして、子どもたちの体験は、そのまま私の将来のビジョン「グローバル教育の推進事業」の、貴重なケーススタディとなってくれるでしょう。
教育の現場では、どのような学びがあるのか、具体的な手法や進め方など、すべてが未来の事業にとって有益な情報となります。
子どもたちの「キャリア教育」
キャリアという言葉はなにもビジネスパーソンだけのものではありません。
日本の、そして世界の未来を担う子どもたちにもまた、自身の「キャリア」を意識し、自分の未来は自分で築くという意識を持ち、学んで欲しいと願っております。
この「子どもたちのキャリア教育」は、「グローバル教育」とともに、私が将来的に推し進めていきたいライフワークのひとつです。
日本の未来を良くしたい…と言うとおこがましいようですが、そのためにも子どもたちの確かな学び、「キャリア教育」について、この機会に情報収集したいと考えております。
海外文化に触れることの大切さ
また、できれば子どもたちに海外文化に触れる機会を持って欲しいのも理由のひとつです。
私自身の話として、高校時代の約1ヶ月のアメリカ短期留学、大学生時代に2ヶ月ほどドイツに短期留学した経験があります。それ以降、特段に海外文化に触れる機会や長期での滞在経験がありませんでした。
子どもたちにとっても、そして私のキャリアにも、たった1ヶ月かもしれませんが、この海外での生活は大きな経験になってくれるのではと期待しております。
私自身、知らない文化を吸収することで、どんな価値観の変化が生まれるのか、考え方が変わるのか、とても楽しみです。
世界中、どこにいたって仕事はできる!…ことを確認したい
そして、現在のお仕事のお話です。
今の体制そのままに、直接商談や会議に行く以外は、日本にいる時と何も変わらずに、カナダでもお仕事を続ける予定でおります。そのための環境整備や手続きも進めてまいりました。
「世界中、どこにいたって仕事はできる!」と記事でもお伝えしてきました。もちろん、日本にいながら海外の企業にお勤めの方も、逆に海外在住のまま日本企業で働く方も実在します。
しかし、身近にそういう方がいないと、もしくは当事者ではないと、実感がわかない!というのもではないでしょうか。
本当に、海外にいても今まで通りお仕事を続けられるのか、それを私自身が実践し、検証したいと考えております。
もちろんすべてが順調に進むとは思っておりません。不測の事態も、またその対処方法も、貴重なケーススタディとなってくれるでしょう。
このカナダ行き、お取引先には驚かれる方もいるかもしれません。しかし、元々私の仕事スタイルが、リモート中心にシフトしていた、というのもカナダ行きが可能となった理由です。私は東京にいながら全国のお取引先とお仕事をさせていただいております。「東京」が「モントリオール」になるだけで、実は何も変わらないのですね。
というわけで、「世界中、どこにいたって仕事はできる!」を肌で感じてまいります(笑)
念願かなっての、カナダ!
突然何を言い出すのだ諸戸は、と思われた方も、ここまで話を聞いていただければ、そうではないとご理解いただけた…と、思うことにします(笑)
このカナダ行き、なにも突然の思いつきで行くのではなく、実は、何年も前から考えていたものでした。
会社を設立するかしないか、その時期から、いつか海外に行きたい、そこでビジネスに関する情報収集したい、と思っていたのですが、そこに訪れたのが「コロナ禍」です。
コロナ禍において、海外渡航が強く制限されていたのはご存知の通りです。そのため、やっとやっと!念願かなっての渡加になるのです。
しかし、コロナ禍がなければリモートでの働き方も今のようには発展しなかったでしょう。コロナ禍があったからこそ、世界は近くなったとも言えるわけです。本当に、運命って何がプラスでマイナスかわからないものですね(笑)
いかがでしたでしょうか。
「羽ばたけ、私!プロジェクト」で「もっと羽ばたいてほしい」と言っていた当事者の私が、まず羽ばたいちゃえ!と思い、行動に移した、というお話でした。
カナダに行くまでの準備はそれなりに大変なもので、たくさんの課題を解決しなければなりませんでした。そして、渡加後も、想像もできないような課題が出てくるでしょう。当座の心配事としては、まずは時差でしょうか(笑)そのあたりも現地で検証できればと考えております。
たくさんの課題がありましたが、それでもここまで来られたのは、理解ある周囲の方々の協力あってこそだと感謝しております。
向こうでの生活の様子や出会った人びととのリアルな会話、文化の違い、トラブル(⁉)など、近況をこちらでもご報告いたしますね。
それでは、諸戸、行ってまいります!