先日は東京にもまとまった雪が降り、寒い日が続いたかと思ったら、急に暖かくなったりと春はもう目の前!花粉の威力が増している今日この頃ですね。元気に過ごしていきたいものです。
さて、今回はミイダス株式会社さまの手がける「コンピテンシー活用講座」をご紹介いたします。
ご存知の通り、ミイダス株式会社さまは登録型の人材スカウトサービスを展開している企業です。求職者の市場価値を査定し、それに応じた求人サービスを受けられるのが特徴となっております。
そんなミイダス株式会社さまで利用されているのが、「コンピテンシー診断」。自身の強みと弱み、そして職種の適性が診断できるアセスメントツールです。実際に、私も受検してみました。
この「コンピテンシー診断」をもとに自身のストレスタイプを把握し、それに対処していきましょう、という企業向けオンライン研修の講師を、僭越ながら私、諸戸が一部担当させていただきました。
人の前でお話をするのは慣れているはずですが、カメラの前で話すとなると、とても恥ずかしかった…!!のですが、非常に有益な研修となっております。ご興味のある方、ぜひご覧ください。
こういった経緯で今回は「コンピテンシー活用講座」と「ストレスとのつきあい方」についてお伝えします。
同じ事象でも人によって耐性が違う
人材アセスメントは、アセスメントによっていろいろな切り口で人材を評価していきます。その人の思考のクセや大切なもの、許せないものなどの「個性」を測ると言っても良いでしょうか。
私、諸戸は「コンピテンシー診断活用講座」にて、「これが我慢ならない」「この状況下では非常に強くストレスを感じる」といったことを明らかにし、それに対処していきましょう、という講座を担当いたしました。
同じ状況でも人によっては強くストレスを感じ、そうでもない人もいます。
例えば、人前で考えを発表するなどが大好きな人と、苦手でしょうがない人がいるのはわかりやすい例でしょうか。
他にも、ルーティンワークを「決まったことだけやればいいからラクチンだわ」と思う人がいる一方で、「同じことの繰り返しで我慢ならない」、と感じる方もいるでしょう。
そういった「ストレスの感じやすさの個性」を把握し、自己理解を深め、対処の方法を学べる講座です。
ストレスタイプによって相性がある?
なるほど、では自分はコツコツタイプだから事務員が向いているな、この職種は向いてないかも、と、転職に利用できるアセスメントなのだ、とのご理解はいただけたかと思いますが、「コンピテンシー診断」の活用は、何も転職先の選定だけにとどまりません。
例えば自主的に動くタイプの人が、あまり窮屈で決まりきった指示ばかりされてはストレスを感じます。逆に、あれこれ教えてあげたいのに勝手に動かれてしまうと指示する側もストレスでしょう。こういった一緒に働く仲間、特に、上司と部下の相性などにも活用することができるのです。
ストレスの感じやすさ、を克服するよりも、ストレスを感じにくいタイプの上司をつけるなどした方が、互いに気持ちよく仕事ができるでしょう。「コンピテンシー診断」は転職にも、人事にも大いに活用できる人材アセスメントなのです。
「ミイダス コンピテンシー活用講座」はこんな講座
一般的に、人材アセスメントは人事や採用で利用されており、適性や現職社員とのマッチングを判断する材料になります。しかし、ご説明の通り、実は自己理解にも大いに活用することができるのですね。
そして、「コンピテンシー活用講座」は、「ストレスタイプ」別にどのような対処をしていけばよいのかをお伝えする内容となっております。
ご自身がストレスを感じやすい「ストレス要因」別に、その具体的対策とワークを組み合わせ、20〜30分ほどの動画で学ぶことのできる「ミイダスコンピテンシー活用講座」、その具体的内容を見ていきましょう。
まずは知って欲しい、講座のスタンス
「コンピテンシー活用講座」は、「能力」のアリナシ、「人材」の良い悪い、を判断するものではありません。
その人の「個性」をもとに「ストレスに感じやすいこと」を判定し、その特徴を正しく認識し、ストレスと上手につき合っていくことを目的にしたのが「ミイダスコンピテンシー活用講座」です。
ストレスを感じることは当たり前のことであり、欠点ではありません。自分のストレスの「感じやすさ」を把握すれば、対策を打つこともできるでしょう。
具体的ストレス要因の把握と、その分類
「コンピテンシー活用講座」は、ストレスに感じやすい状況を分析し、ストレスに感じるとはどういうことかを理解していきます。
例えば、「ルーチンワーク」にストレスを感じやすい人は、
- 「上司が自分の能力に合わせた仕事を与えてくれない」
- 「単調な作業に面白みを感じない」
などが考えられます。
これら具体的なストレス要因ですが、実は2つに分類することができるのです。
「外部要因」と「内部要因」
ストレス要因はさまざまな種類がありますが、いずれも2つに分類することができます。それが、「外部要因」と「内部要因」です。
例えば上記の「ルーチンワーク」にストレスを感じやすい人にとって
- 「上司が自分の能力に合わせた仕事を与えてくれない」は、外部要因
- 「単調な作業に面白みを感じない」は、内部要因
となります。
「外部要因」は、外から与えられるものなので、ご自身ではどうすることもできないかもしれません。
しかし、「内部要因」はどうでしょうか。
「内部要因」は自身で対策することができる!
「単調な作業に面白みを感じない」、という要因も、一見するとご自身ではどうにもならないように思われるかもしれません。与えられる仕事を選べない立場の方にとって、仕事を変えない限りこの状況から抜け出すのは難しいと思ってしまうのです。
しかし、「単調な作業」に「面白み」を「感じない」、のは、あくまでご自身の感じ方、のはずです。
そこで、「今の仕事は本当に単調なものなのか」をしっかり考え、「仕事の中から面白みを見いだす」ことができれば、今ある仕事は大変にやりがいのあるものになる可能性があります。
「内部要因」に着目し、「受け取り方」「考え方」を変えることで、自身のストレスと上手に付き合っていくことができる、というわけですね。
フレームワークの活用とワーク
「コンピテンシー活用講座」は、「考え方」「感じ方」を変える助けとなる「フレームワーク」も一部活用し、具体的なワークを取り入れた内容です。
動画での講座は、やはり受け身の体制になりがちです。具体的な「考え方」の指針を示したうえでワークに取り組むことで、より主体的に受講することができます。
もちろん、ワークに取り組むかどうかは、受講された方に委ねられます。しかし、スキマ時間を活用し、10〜20分ほどの動画を見ながらワークにきちんと取り組むことができれば、必ず成果はあらわれるはずです。受講者のやる気次第!というところはありますが、逆にしっかり取り組めば効率的で、非常に有効な講座となっております。
「自己理解」と「考え方」のコントロールを!
いかがでしたでしょうか。今回は「コンピテンシー活用講座」の一部内容をご紹介いたしました。
この講座を通じて私が伝えたいことは、「自己理解」の大切さ、そして「考え方」は、自身でコントロールできる、ということ。
自分がどんな性質を持ち、何を、どのように感じるのか。まずはそこを理解したうえで、自分とうまく付き合っていただきたいのです。
例えば「◯◯という状況は嫌だと感じる」場合、「嫌だと感じる」という部分を変えることは難しいかと思います。
そこで、例えば「◯◯という状況」に陥らないように工夫するとか、「嫌な状況と感じると嫌と思ってしまう。この状況にはこういった良い点もある」と考えることで、「嫌だな」という感情を起こさないようにする、といったことで対処できるかもしれません。
「感じ方」は変えることができなくても「考え方」を変えることで、「感じ方」もコントロールできる、ということですね。
人は十人十色、「個性」が集まって組織となり、仕事をしていきます…というのは、私が幾度となくお伝えしていることです。
個性豊かな人が集まるからこそ、おもしろいものが生まれます。そして、ご自身もまた、その「個性豊か」な仲間のひとりです。
仲間の個性を理解することこそ組織づくりに大切なのはお伝えしてきた通りですが、ご自身の個性もぜひ大切にし、ワクドキで働いていただきたいのです。
そんな自己理解と自身との付き合い方を学ぶのにうってつけなのが「ミイダス コンピテンシー活用講座」。ぜひご活用ください!
今なら無料の法人アカウント登録でイントロダクション講座が無料で視聴できるそうです。
そして社内での解決が難しい課題が見えた場合はぜひ「Tenmaru」のことを思い出していただければ幸いです。お力になれるよう全力で取り組んでまいります。